資金繰り改善のワザ ~ お宝探し編

資金繰りが苦しくなった時、どのようにして乗り切りますか?

企業規模や業種業態によって、対応もかなり違うかもしれません。
また、そもそも資金繰りが苦しくなった原因にもよるでしょう。でも何とか乗り切らなければなりません。

まずは銀行に緊急融資をしてもらう、短期的に売上を伸ばすことを考える。
これらがダメなら、得意先に売上代金を早く払ってもらうようにお願いする、仕入先の支払を伸ばしてもらう、といったことを考えるのではないでしょうか。
いずれも間違いではありません。出来ることをすることです。

しかし、銀行融資が通らなかったりすると、かなり焦りますね。
得意先に支払を早くするようお願いするなんて、かなり勇気がいります。余程のことです。得意先も構えるようになるでしょう。
仕入先に仕入代金の支払いを少し待ってもらう、なんてことをしたら信用がなくなり、次から納品してくれなくなるかも知れない、なんてことが頭をよぎるでしょう。

他から信用を失うことなく、自社で解決できる方法を、ここで一つご紹介しておきます。

自社の中で資金調達ができないかを再検討します。
それには何をするか。

お手元に、決算書をご用意ください。
決算書が苦手な社長さんも多いと思いますが、これを機に、決算書と仲良くなりましょう。

「貸借対照表」を見てください。
左側が「資産の部」、右側が「負債の部」 「純資産の部」です。

資産の部は、文字どおり御社の資産、まあ「財産」と置き換えてもよいでしょう。
創業から15年以上経っていれば、資産の部もそれなりに大きくなっているものです。
そこで、その資産の中から、「お宝」を探すのです。

私も多くの会社で、この「お宝」探しをやってきました。
2~3時間もやれば、大抵200~300万円、大きい時は1000万円くらい、眠っているお宝が出てくることがあります。
焦らず、丁寧に調べてみてください。

現在、これらのノウハウをまとめた冊子も作成しておりますので、お待ちください。
無料相談もお受けしております。