来年は「なおとら?」

もう何十年も、大河ドラマだけは見続けています。

近年で最も駄作だったのは「平清盛」。後半はほとんど見なかった・・・。
平家よりも源氏のファンが多いのは分かります。しかし平家の盛衰はドラマ向き。
しかも源平時代は今から900年も前のこと。史実など不明なことが多いのですから、いくらでも演出、脚本は作れるはず。
にもかかわらず内容は地味だし、主演の松山ケンイチさんを始めキャスティングもアウト。
視聴者としては途中でギブアップでした。

大河ドラマは概ね、源平時代、戦国時代、忠臣蔵、幕末を順番に回しています。
ネタ枯れすると、北条時宗や会津の話などを入れますが、暗い時代や地味になりやすい題材は、あまりヒットしません。(私は歴史小説として楽しく見ることも多いので、これはこれでアリですが)

戦国ものは、やはり面白い。
大河ドラマに出てくる戦国大名は、最初は小国で周りからいじめられるのですが、最後は大大名になるという出世物語なので安心して見ていられます。

既に、戦国大名メジャーはほとんど大河ドラマの主人公になっています。
3大メジャーの織田信長、豊臣秀吉、徳川家康は何度もでています。
さらに斎藤道三、武田信玄、上杉謙信、毛利元就、伊達政宗、前田利家、山内一豊、そして最近では参謀役の山本勘助、直江兼続、黒田官兵衛まで主人公として扱われています。

前作「真田丸」は、戦国時代後半から大阪城陥落まで。
で、次は珍しく続けて戦国モノらしい。
しかも主人公は戦国の中でもメジャーではありません。「井伊直虎」さんとか。女性が殿さまの話らしい。
女性目線の大河ドラマは何作もありますが、今回のモノは少々趣が違う感じです。

主演は柴咲コウさん。好きな役者ではありますが、この配役はどうでしょうか?
毎年、翌年の大河ドラマが始まる前に、関連書籍を読むのですが、ここのところ超忙しくてそのようなゆとりがなく、そもそも「直虎」が始まることさえ気づきませんでした。

とはいえ戦国モノはやはり面白い。大いに期待しています。

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