勉強会を開催しました
3月23日、静岡市のツインメッセ静岡で工務店さんを対象にした勉強会を開催いたしました。
当日は多くの工務店さんにご参加いただき誠にありがとうございました。
工務店さん向けの勉強会は毎年5~6回開催しています。
弊社では勉強会のDMをお送りし、お申込みを頂くと、開催日時や会場のご案内と一緒に、「勉強会事前アンケート」というものを送らせてもらっています。
このアンケートには、現在抱えている経営課題や率直なお悩みを記入していただき、FAXで返送して頂きます。
その上で、できる限りご参加の皆さまのご要望に沿った内容になるよう心がけています。
今回の事前アンケートで多かったものは、「営業・集客手段」、「外注のコストダウン」です。
これらの課題は常に関心の高いテーマです。勉強会でも時間を割き、多くの情報をお伝えしています。
あと意外に多かったのが、「資金繰り」や「借入金・負債の軽減」という項目。
一昨年まではほとんどなかった課題です。それだけ受注環境が厳しくなったということでしょうか。
弊社の勉強会では、基本的に資金繰りの内容を入れているため、「勉強になった」と言っていただけます。(ちょっと売り込みました)
資金繰りの改善には、とどのつまり「売上しかない」「受注しかない」と思っている社長さんは実に多いのですが、資金繰りの改善方法は色々あります。
まずは、粗利益の確保です。これ、意外にきちんとされていないケースが多いのです。
ちょっとした理屈が分かると粗利益はかなり改善されます。
次に経費の削減。これは何となく分かると思いますが、細かく見直すと改善されます。
ここまでは決算書の損益計算書にでている項目のチェックです。
次に貸借対照表にでてくる項目です。この内容を精査するだけでも、資金繰りの改善の可能性が出てくることが多いものです。
ところが損益は分かるが、貸借はイマイチよく分からないという社長さんは実に多い。確かに少々ややこしい。
しかしこれも社長の大事な仕事。
税理士さんに任せきりではなく、自分できちんとやり繰りできるようになると、仕事もぐっと楽しくなります。
3月はお引き渡しも多く、大きな金額が動くことも多いでしょう。
また、決算期の会社さんも多いかと思います。
資金繰りを基礎から見直すのに、とても良い時期です。
さて引き続き4月13日(水)は名古屋で、4月20日(水)は横浜で開催します。
激変の工務店業界をいかにして勝ち残るのか、共に勉強していきましょう。