国際福祉機器展2013

このブログでは時々紹介する、東京ビッグサイトの展示会。
今回は「第40回 国際福祉機器展 H.C.R.2013」です。
その名の通り、介護福祉関連の展示会です。

通常、この手の展示会の開催期間は3日間です。
私も自分の都合で時間調整していくので案外大変です。
今回は中日(なかび)の朝一番(10時開始)に行ってきました。

まず驚いたのが、来場者の多さ。
私は10年以上前からこの分野に関心があり、当時から何度かこの展示会に来ていましたが、来場者はこんなに多くはなかった。

第一、規模が違います。
ビッグサイトは東館と西館に分かれ、東館は6つの区画に分かれています。
かなり大きな展示会でも東館の4区画だけ、というのをよく見かけますが、今回は東館を全部使っています。
なぜ?

トヨタをはじめとする自動車メーカーが、大々的にブース展開をしているからです。
いわゆる介護福祉自動車を展示しているのです。
10年前からあったと思いますが、こんなに派手ではなかったような・・・。

さて私の目的は、「面白い」「オンリーワン」「小企業」を満たす商品を探すこと。

これはいつものことですが、事業再生をやっていると、新規事業の提案は不可欠です。
しかし大手が参入している領域は、たとえその商品が良くても、競争は激しく、しかも利ざやが少ないのが普通です。
しかもせっかく「やる気」があっても、小企業に対しては、「参入障壁」をがんがん上げてくることが多いのです。

そこで上記の3つの条件。
大きなブースの間に小さなコマ割りで配置されているエリアがあります。こういう所をじっくり探します。

よく分からないものがあります。立ち止まってじっと見ます。
すると、とても説明に力が入っている方が現れるものです。大抵、その会社の社長さんです。
丁寧な説明を受け、当方の話もして、名刺交換をしてきます。

今回は3時間くらいしかなかったのですが、それでも3社の商品が気になりました。
実際に購入して、今、試しに使っているものがあります。
こんなことを繰り返していると、何度かに1度、ずっとご縁のある商材に出会うこともあると思います。

福祉機器に限らず、新商品や新サービスなど、年中やっている展示会に足を運べば、必ず何か新しい出会いがあるものです。オススメです。