べっぴんさん かな~?
数年前から朝ドラを見始めました。NHKの朝の連続テレビ小説です。
半年ごとに変わります。面白いのもあれば、駄作もあります。
で、現在放映中 「べっぴんさん」ですが。。。
なにせ舞台が神戸。(私は神戸に住んでいました)
で、しかも私の年齢がだぶる時期もあるので、楽しみにしていました。
が・・・
正直言って、つまらない。
まず、シナリオがつまらない。
ドキドキハラハラ感がほとんどなく、なんとなく、ほわ~っと時間が進んでいきます。
そして役者さんがうまくない。うまくないのか、そういう演出なのか? は不明です。
なぜか発声の悪い役者さんが多い。ドラマ前半に、靴屋さんの役で出ていた市村正親さんはさすがでした。小さい声でもよく通る発声です。他のほとんどの役者さんはどうもいかん。
さらに全ての間が悪い。会話のシーンでは、なんだかぎこちない部分が多く、ぴたっとこない。
シナリオがほわ~っとしているので、役者さんがピリッと締めないと、ドラマ全体に緊張感がなくなると思うのですが。。。
最後に、カット割りが悪すぎる。カット割りとは、映像の構成です。主役の正面から撮る、相手役の後方から撮る、その時間の長さも重要です。これが何とも間が悪い。
で、やはり段々見なくなってしまいます。
ここ数年の連ドラの主人公は実在の人物が多く、時代考証や演出も良く、秀作が多かったと思います。
思わず実在の人物の本を探して読むほどです。
今回も実在の人物ですが、そこまで心動かされませんでした。
好みの問題なので、このシリーズは私には合わなかったということでしょう。
これはどこまでも私見です。ただどうしても書きたくなりまして・・・。
「なんか、なんかな~」 (べっぴんさんの主人公が閃く前に言う決め台詞)